福岡県プロフェッショナル人材センター

〒812-0046
福岡市博多区吉塚本町9-15
福岡県中小企業振興センター9F
TEL:092-622-8822
FAX:092-622-8188

地元で感じたやりがいと芽生えてきた目標。

株式会社カンノ製作所 土居さん

 1930年に創業した株式会社カンノ製作所は、福岡県北九州市に本社を構え、全国7か所に拠点を置いて事業を展開しています。主に手がけているのは、鉄道関連の情報通信機器の設計と製造販売です。例えば、駅の発車メロディや放送装置、駅の表示システム、指令電話システム、防災システムなど、目的別のさまざまな製品を提供しています。
中でも、駅放送関連のシステムは全国各地の駅で使われており、九州では90%以上のシェアを誇っています。そんなカンノ製作所に移住転職した土居さんに仕事や暮らしの変化についてお話を伺いました。

−関東から福岡県の企業への転職となりますが、何がきっかけだったのでしょうか。今までの経歴や仕事内容を含めお教えください。

 私は北九州市で生まれ育ち、北九州工業高等専門学校を卒業して、関東の大学院で機械工学を学びました。卒業後は関東に本社を置くソフトウエア会社に就職して、メインに担当していたのは自動車のシステム開発です。7年ほど勤めて、チームのサブリーダーという役割を担っていました。
 長男ということもあり、いつか地元に帰り、キャリアアップしたいという思いがあり、30歳になったのを機に福岡県での転職先を探すことにしました。


−なぜ転職先にカンノ製作所さんを選ばれたのでしょうか?

 (福岡県プロフェッショナル人材センターと連携している)転職エージェントに登録して、北九州を中心にいろいろな会社を調べた中で、今までやったことのない分野でしたがとても面白そうな会社だなと興味を持ちました。特に、素晴らしい製品を作っているところに一番魅力を感じました。前職は自動車のシステム開発で、基本的には決まった業務があり、なおかつ自分の仕事の成果が目に見えることはほとんどありませんでした。しかし今の仕事は、製品という形になり、社内でテストを行い、駅などで実際に見たり聞いたりすることができます。
 大きな会社で働くよりも、中小企業のほうが自分の仕事の幅が広がり、いろいろチャレンジできそうだと思ったのも、この会社を志望した理由の一つです。


−「チャレンジしたい」ということですが、現在はどのようなお仕事をされていますか?

 私は入社してもうすぐ半年になります。電車が駅に近づいているのを検知して駅の放送につながるシステム、いわゆる制御部分を担当しています。鉄道会社さんから運行管理のデータをいただき、時刻表のダイヤと照らし合わせて、列車が入るタイミングに合わせて自動で構内放送を流すようなシステムです。駅の掲示板に列車が何分遅れると表示されるのも、システムによって自動で出るようになっているのです。
 同じソフト設計課には9人が所属していて、年下もいればベテランの方もいます。私が一番新しく入ったので、今までの経験を生かし、他の人に教えてもらいながら、できるだけ早く仕事に慣れて会社に貢献できるように頑張っています。


−カンノ製作所さんへ転職をしたことで、仕事の面ではどのように変わりましたか?

 前職は、取引先の様々なシステム会社に常駐して仕事をするスタイルで、それぞれの職場に私と同じ会社の人はいても1人、2人くらいでした。でも、転職してからはずっとここに腰を落ち着けて仕事をできていますし、まわりに同僚がいるのも楽しく、会社の一員として働いているという意識が高まりました。
 仕事自体も下請けではなく、自分たちで考えて生み出していけるところに、大きなやりがいを感じています。長年にわたって、鉄道会社さんの要望に合わせてオーダー生産をしてきた経緯があり、共に話し合いながら、こちらからも提案できるような良い関係ができ上がっています。また、弊社にはノウハウが積み上がっているため、全国のお客さんから相談を受けることもあります。とても恵まれた環境だと思います。


※上司のお二人

 

−生活の面ではどのように変わりましたか?

 今は非常に生活しやすいですね。以前は自分の会社ではなく取引先に出勤していたので、その都度通う場所が変わり、長いときは片道2時間というケースもありました。そうなると帰宅しても疲れ果てて、余裕のない毎日でした。さらに、派遣先が関東から関西になり、引越しを伴うケースも出てきました。
 今は会社の近くにある実家から車で通っており、渋滞しても通勤時間は30分ほどです。仕事はメリハリをつけて帰れるので、帰宅後にテレビを見てリラックスしたり、仕事に役立つ本を読んで勉強する時間が取れるようになりました。学生時代の友達と飲みに行けるのも楽しいです。
 収入に関しては、関東時代とさほど変わっていません。今は家賃がいらないので、自由に使えるお金はむしろ増えていると思います。


−今後の仕事に対する抱負をお聞かせください。

 まずお客さんに対して、信頼されるような仕事をしていきたいです。システムを入れ替えるときなどは、お客さんに直接ご説明する機会もあります。信頼していただくためには、やはり自分の技術をしっかり高めていかなければと考えています。
 弊社では月に1回社内で勉強会があり、新しい技術や製品などについて学ぶ機会があります。また、鉄道会社さんの要望に応じて、年に2回、お客さんの若手の方々を対象とした講習なども行っています。今はまだ私も勉強のために参加していますが、いつか講師ができるように成長できればと思っています。そして、自分で新しいサービスや製品を生み出していければと考えています。
 社内でのポジションとしては、今、会社には中堅クラスが少ないので、私が若手をリードして、会社を盛り上げていけるような存在になりたいです。これは入社前の面接から言われていたことで、努力を惜しまず、ぜひとも期待に応えたいと思っています。

 

企業情報

会社名:株式会社カンノ製作所
代表者名:代表取締役社長 賀來 康人
資本金:60,000,000円
住所:福岡県北九州市小倉北区上富野1-2-25
事業内容:音響システム、鉄道通信をはじめ無線・有線機器、情報処理システム、
自動制御装置、FA機器、監視システム、IT関連機器 等
URL: http://kanno.co.jp/

 

 福岡県プロフェッショナル人材センターでは、県内企業の成長に不可欠な人材活用を支援するため、事業規模にこだわらず成長性や発展性をクローズアップし、連携している「民間人材ビジネス事業者(転職エージェント)」に企業情報を提供することによって、転職希望者とのマッチング実現をサポートしています。

    福岡県プロフェッショナル人材センターのホームページはこちら

福岡県プロフェッショナル人材センター

〒812-0046
福岡市博多区吉塚本町9-15
福岡県中小企業振興センター9F
TEL:092-622-8822
FAX:092-622-8188