福岡県プロフェッショナル人材センター

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セカンドキャリアで実現する理想のワーク・ライフバランス。

竹下産業株式会社 藤本さん

宮地さん

有明海苔の生産地・柳川市にある竹下産業株式会社は、海苔の生産現場で使用される全自動海苔製造装置の国内シェア50%以上を誇る設備メーカーです。そんな竹下産業に、セカンドキャリアを求めて関西から転職してきたのが藤本さんです。大手電機メーカーに勤めていた藤本さんが転職・移住で手に入れたのは、仕事もプライベートも充実した日々でした。

宮地さん

−関西から福岡県の企業への転職となりますが、何がきっかけだったのでしょうか。
  今までの経歴や仕事内容を含めお教えください。

もともと私は福岡市内出身なんです。九州から出たくなかったので、大学卒業後は大手電機メーカーの九州にある子会社に就職しました。しかし、リーマンショックによる景気の悪化で会社が統合されることとなり、2011年から関西の工場で勤務することになりました。この時から高齢の両親と妻、子供を福岡市内においての単身赴任でした。仕事内容は、浄水器など水関係の設計や部品調達、合理化などがメインで、福岡でも関西でも仕事に関してはやっていることはほぼ変わりませんでしたが、家族に何かあった場合、すぐに駆けつけられないことがストレスでした。そしてキッカケは、一人娘に孫が生まれたことかな・・・。改めて家族のそばにいたいと思い、転職を決めました。

−そのような思いの中、転職先に竹下産業さんを選んだ理由を教えてください。

竹下産業は、海苔の乾燥機械を、設計・製造・営業まで全て手がけている会社です。そして、今までのノウハウをもとに新たな事業をはじめようとしています。私自身が長年設計に関わる仕事をしてきたので、ここなら知識や技術が生かせるのでは、と思いました。また、会社案内の中にある「本当の仕事は、販売してからはじまる」という竹下社長のお言葉に感動したのもきっかけの1つです。「商品は売るだけで終わりでなく、使ってもらって、喜んでもらうことが大切である」とメーカー勤務時代から思っておりました。そうした私の仕事をしていく上での行動指針と同じような考えをお持ちでいらっしゃる「竹下社長の元で働きたい!」と思いました。

※竹下社長(写真右)

−竹下産業さんではどのようなお仕事をしているのでしょうか。

現在は、竹下社長が考えていらっしゃる新規事業でFA化*の取り組みに関わっています。といっても、まだ始めたばかりなので、まだ形にはなっていません。ですが、これからの日本は少子高齢化のため労働力不足が深刻化するのは間違いありません。だからこそ、今から私が手がけるFA化事業は会社にとっても、社会にとっても有意義なものになると信じています。また、仕事柄いくつもの工場を見てきました。そこで得てきた様々な経験を若い世代に伝えていくのも自分の役割の1つだと思っています。
※FA化…工場における生産工程の自動化を図るシステムのこと

−竹下社長にとって、藤本さんはどういう存在でしょうか。

藤本さんは、大手電機メーカーで設計はもちろん部品の調達など様々な経験を積んでこられた方です。履歴書を見たときに、自社に必要な人材であることを確信しました。そして実際にお会いしてみると、とても謙虚な方で、「今までの経験を竹下産業で活かしたい」と前向きに仰っていただいたのが印象的でした。新規事業のFA化は、1年ほど前から手がけたいと思いつつも、人員不足でなかなか手が付けられない分野でした。これからの会社は、下請けだけでは生き残っていけません。設計、開発、製造、販売まで一貫して自社で行うことで、競争力をつけていきたいと考えております。そんな時に出会ったのが、藤本さんです。今後、弊社の新規事業が大きく前進することを期待しています。また、前職の大手企業で積んでこられた経験をもとに「他の会社ではこうしている」「こうしたらもっと良くなる」などのアドバイスを頂くこともあり、これはとてもありがたいですね。社長から社員に直接指導をしてもなかなか伝わらないことも、外から来た藤本さんの言葉だと社員への伝わり方も変わってくるんですよ。

−暮らしの面で生活はどのように変わりましたか?

1番変わったのは、家族と一緒にいる時間が持てるということでしょうか。高齢の親、妻、娘、孫など、今まで会いたくてもなかなか会えなかった家族がすぐそばにいるのが、一番嬉しいことです。また、単身赴任時代にはできなかった趣味の家庭菜園を再び始めることができたのも嬉しいですね。自分で作った野菜を食べられるのは、なんともいえない贅沢だと思います。

−地方への転職を考えている方に、アドバイスがありましたらお願いします。

私は現在55歳です。通常なら、あと5年で定年退職でした。「あと5年このままでもいいかな…」とも思いましたが、残り5年間を仕事にだけ使うのではなく、新しい事にチャレンジしたい、プライベートの時間を充実させたいと思い、転職を決意しました。人生100年時代と言われる今、年齢によって働き方を変えていってもいいのかなと考えています。若い頃は仕事をメインでバリバリ働くのもいいかもしれませんが、ある程度の年齢を迎えたら、家族や趣味の時間を持つことも必要なのではないでしょうか。その時々の状況や年齢に合わせ、働き方を変える、会社を変える。今後はそういうスタイルが主流になっていくのだと私は考えています。また、地方の中小企業には、大企業のように名前が知られていなくても、素晴らしい仕事をしている会社がたくさんあります。そういった会社のために、自分の経験や知識を活かしながら生涯現役で働けたら、社会貢献にも繋がり、充実した日々が送れると思います。

−企業情報

会社名:竹下産業株式会社
代表者名:代表取締役社長 竹下 政敏
住所:福岡県柳川市本町68-4 (本社・工場) 
事業内容:海苔機械の製造、販売、農業機械の製造、販売・建築工事設計施工に付帯する一切の業務
URL: http://takeshita-ind.co.jp/

 

福岡県プロフェッショナル人材センターでは、県内企業の成長に不可欠な人材活用を支援するため、事業規模にこだわらず成長性や発展性をクローズアップし、パートナーシップを結ぶ「都市部大企業などの人事部門」と連携することによって、福岡県内企業への出向・転籍希望者とのマッチング実現をサポートしています。

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